adjoingの意味
adjoing
joinから読み取れるように、近接を意味します。
adjoining area
隣接部
今回の議題は、adjacentとの違いです。見ると、お互いに「近接した」と記載されています。さらに、町や都市などの単語を後ろに持つ例文が並んでいます。どのような差があるのでしょうか。
adjoingは、対象となる相手が密接している必要があります。例えば、部屋が隣接していると表現した場合、互いの部屋を仕切っているのは1枚の壁やドアだけの状態を表します。対するadjacentは、互いの間に他の物があっても近くにさえあれば許容範囲ということになります。さっきの部屋をadjacentで形容すると、「お互いの部屋の間に廊下や空間がある」ようなニュアンスが含まれます。
つまり、adjoingは接しておりadjacentは単純に距離が近いことを意味します。
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acknowledgeの意味
acknowledge
knowledgeと勘違いしやすい単語です。
acknowledge ~ as true
~を真実[本当]だと認める
接頭語の ac- を調べてみると「その方向へ」と書いてあります。つまり、相手が発信しているknowledge(情報) を自分の方へ取り入れるということになります。
acceptも同じように外的要素を自分の方へ受け入れる様子があり、accompanyはcompany(仲間) の方向へ付いていく様子が読み取れます。また、accordは何かとcord(ひも) で向かい合って繋がることから「一致する」という意味を持ちます。これらの動詞には動作の方向を ac- で表しているのが分かりますね。
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doctrineの意味
doctrine
語頭の doc- には教えるという意味があります。
fundamental doctrine
基本教理
教理と聞くと宗教のような難しいイメージがあるかもしれませんが、砕けた言い方をすると「教え」になります。つまり主義や原則などが当たります。
また冒頭で記載したように接頭語にあるdoc- から、前もって確立された教えというニュアンスが見えてきます。doctor(医者) 等も同じように「教える人」という語源から成ることを覚えておくと記憶しやすいかもしれません。
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substantialの意味
substantial
substance (物質) という名詞から派生した単語です。物質というものは空論ではなく現実世界に存在することからsubstantialは 実在する / 本質的な という意味を持ちます。ですが、今回は別の表現を確認していきたいと思います。
substantial amount of
相当量[多額]の
上記の意味以外にも、数量が十分でかなり多くあるということを示すことができます。これは物質という存在が身の回りに多く存在するということから転じたとも考えられます。
数を誇張する表現は基礎的な単語にもmanyなどが挙げられますが、substantialは形式ばった場面や厳格な雰囲気を読み取らせることができます。日本語で例えるならば "たくさんの" に対する "多大な" のような違いでしょうか。
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